らーめん「まあち」@京都出町柳 2006.01.08實食

※こちらもやや古い記亊で申し譯ない。でもまあ多分こんな機會でもないと「まあち」の記亊を書くことなど金輪際無いであらうから・・・


らーめん600圓+たまご100圓[特製半熟煮たまご入り]


ここも白醤油を使つてゐる、とのことなのだが、上記「餃子 てん」の如き白醤油のネガテイヴな甘つたるさは感じられなかつた。
・・・といふか、ここのラーメンは甘さのみならず、他の味も殆ど感じられないのだ!!
「薄味」と「味がしない」のは根夲的に違ふことだし、何より食後に滿足感を得られない樣なラーメンは、好き嫌ひ以前に 賣り物としての價値が無い。 殆ど無い味を拾ひ上げ、腦内で最大限に増幅する技術に關しては他の追隨を許さない、もとの天一フアン氏並の舌(といふよりも腦)でもあればこれを「美味い」と感じることも可能かも知れないが、ごくごく普通の味覺の人間がこのラーメンの味を理解するのは至難の業であらう。
「新潟より直送!」だの「ポリフェノールパワー!」だの能書きが多い麵は、味としては惡くはないが絕贊出來るほどの美味さでも無い。ただし、スープとの相性を見ると特に問題は無いので、その点についてだけは下記吟釀らーめん「久保田」より勝つてゐる。
チヤーシウの評判がなかなか良く、「京都拉麺満腹記」や今は無き「京都ラーメンマップ」「ヒルストンズ」でも贊辭が送られてゐたのだが、個人的には美味かつたかどうか全く記憶に殘つてゐない。


月 旧一的評價;


ぐでんぐでんに醉つ拂つて出町柳に辿り着き、味覺は完全に痲痺してゐるけどとにかく胃に優しいスープが飮みたい、とかいふ樣なごくごく限られた條件下でなければ決して再訪する氣にはなれないだらう。
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