「ラーメン荘 夢を語れ」@一乗寺 小ブタヤサイニンニク 2006.12.22實食

※2007年2月09日「ラーメン荘 夢を語れ」2006年11月、12月分一擧掲載![その4]

[その3]「ラーメン荘 夢を語れ」@一乗寺 小メンスクナメヤサイマシマシニンニク 2006.12.21實食 の續き。


小ブタヤサイニンニク

平氏とともに檢証。11.15 に食した時 同樣、味がまとまつてきてゐる。仲間内では化調センサーの一番敏感な波平氏は前囘一緒に檢証した時*1 *2と比較して「化調の量が増えすぎて食後がキモい」と評してをられた が、私にはそこまでの氣持ち惡さは感ぢられなかつた。單に後味のみの比較で言へば、同ぢ京都だと「新宿麺屋 風花」を食した後の方が余程胸が惡くなる。

上記の如く2006年11月以降に食した4囘は、全て評價出來るレヴヱルに逹してゐた。
もし不幸にも「ラーメン荘 夢を語れ」で2006年10月の最終週末以前にしか食してゐない方がをらるるなれば、まう一度訪れてみることをおすすめする。

月 旧一的評價;★★★+0.5。

ただ一点のみ御留意頂きたひのは、「夢を語れ」のスープは全汁をして「ああ、美味かつた!!」といふタイプのものでは決してない、といふことだ。以前にも述べた通り、「二郎」及びその系統のお店の醍醐味は強烈なアブラ、麪、ブタ、ヤサイ、ニンニクによるダシの存在を考へる暇を与へないだけのド迫力なのであり、それを息もつかずにただただ喰らふことが快感なのである。
その快感の延長線上として「俺はこの山を制覇したぜ!!」といふ逹成感を味はひたいのなれば、別に全汁することを止めはしない。しかしはつきり言つて、いくら改善されたとはいへスープ自體は大して高いレヴヱルにある譯ではないのだ。
それはあくまで大量の麪やブタ、ヤサイを平らげる爲の味付け用「タレ」に過ぎない。何せ「二郎」三田夲店がレンゲを置かないのは、スープを飮むと身體に惡いからさうしてゐる、といふ噂もある位なのだから・・・