ラーメン荘 夢を語れ@一乗寺

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と言う訳で遅れ馳せながらイってきました。関西ラヲ太の主だった方々は既に食しておられるようで、今日は三度食べてから評価をしなさいと教育的指導を受けられたドキュターと共に訪悶しました。この系列のラーメンと言えば、2003/8/17にぽっぽっ屋 中野新橋店(既に閉店、今後山頭火とのコラボ店をオープンさせる予定?)で狸の親分や重坊と一緒に食べたのが最初で最後。とりあえず、ドキュター程は予備知識を持つ事もなく、『小ブタヤサイニンニク』で ちう悶 www



タレが薄いと聞いていたので最初からカラメでオーダーしようかと思ったが、タレは後で追加できるとの張り紙が有るのでノーマルでお願いした。脂の層でタレが薄く感じるのを防ぐべく、底から麺を五回ほど持ち上げてよく馴染ませて食べる。思った程タレは薄くないがやはりスープがなんぢゃらほい。目の前の寸胴には大量の巻きバラが放り込んであり白濁したスープを店長が混ぜ棒で混ぜておられるが、その割りに肉汁の旨みに乏しいし、スープの素材として使っているのかどうか分からないが豚骨自体の旨みというものを殆ど感じない。路線は違うが醤油を湯で割って化調を放り込んだだけと揶揄される高井田系のラーメンを連想してしまった。

ただ、一つ違うのはここのラーメンは化調をあまり感じないのである。ニンニクや醤油や脂に相殺されてしまっているのかどうか分からないが意外やナチュラルな感じさえ受けるのが不思議だ。タレを追加せずとも食べられそうであったが、カラメにしたらどう変化するかも試したかったのでドキュターが追加したタレが別皿で供されたので、そちらをいただく。表面にアブラは浮いているのもの少し舐めてみると生醤油に近いように思えるので、具のブタをスープで炊いたあと醤油では煮ないで常温で醤油に漬け込んだタレを使用しているんでしょうかね。

タレを追加したもののスープ自体の旨みが希薄であるため、やはり醤油の風味だけが増してしまい程良いバランスという訳にはいかないので現行のスープのままであればタレはノーマルのままでもいただけると感じた。(食べ始める前によく麺の天地を反すことが条件。)評判のブタは味が濃く・・っちゅうか辛い!^_^; のでブタラーメンにしなくても二枚は入っているノーマルで私には十分。ヤサイ増しの割りにさほど多いとは思わなかった。麺はゴワゴワ感はあるもののブツ切れというものではなくモッチリとした食感で予想していたよりはよかった。

現時点での出来が店長の意図されるところの状態なのかどうか分からないが、学生が多いとはいえラーメンのボリュームがあるだけではメヌーが充実している高安、亜喜英には当面はかなわないだろうからご自身が納得されるラーメンで早く勝負していただきたいものです。


禿【かむろ】波平