天下一品よ、さようなら(;_;)/~~~
老舗のアキラ系にせよ●ンポコ菜館にせよたまに食べると、『おお〜これだぜ！』という感動が多少なりともあるのだが、ここ数年天一で食べてもそういうプチ感動を覚えない。
ていうか、プチ感動度でいうと、あのスポンジーな改悪麺を使う横綱ですら独特のくっさい風味を演出しており、たまに食べるとそれなりに昔を想いつつ食べられるのであるが、天一ではそういう感慨もなく、メシ屋使いで入って腹を満たして帰るだけの状態が長く続いている。
高校の頃に食べた天一は真に衝撃的であった。アキラ系で育った私にとってあの頃の天一はカルチャーショックそのもので、あの中毒性のあるラーメンを食べに遠路遙々原チャリで総本店に通ったものだ。
裏の駐車場に着くと強烈な臭気を放っており当時の近隣住民は大変だったのではないか。
その頃のラーメンと言えばあとから大衆に迎合したあっさりラーメンなどなくトッピングのチャーシューの選択を除いては、こってり1本でニンニクを入れるかどうかの選択肢のみであった。
スープはと言うと常に大釜に木べらを突っ込んで混ぜられており、なんとも言えぬ旨味の固まりで、化調も使っていたのかさへ分からぬほどの強力なスープだった。麺を食べた後はテーブルのねぎザルからねぎを放り込んで残ったスープを『食べる』のが最後の楽しみだった。
mixiや2ちゃんねるで、旨い豚骨ラーメンは？等のトピが立った時、必ず『テンイチがサイコーです(^Q^)/^』と書くヤツがおり、その後で必ず『馬鹿だねえアレは鶏だよ。』と自慢げに語るヤツがレスを付ける。
実際鶏なのかどうか私は確認した訳でもなく、はっきりしたソースがあるのかどうかも知らないのだが、都市伝説としてそういう事になっている。
はっきり言ってうまけりゃ鶏でも豚でも●でもなんでもいいです。昔の天一が喰えるなら！！
現在の天一のスープから濃厚な鶏の旨味なんぞまったく感じないし均質化を図る為に色んな行程を経ているのだろうが、ホントに興味の失せるラーメンになってしまった。
木村オーナーって今のラーメン食べて旨いと思ってんのかな？もう一回昔のレシピのラーメンを食べたいものだ。
近日ちうに総本店を検証にいって、自分自身の天一に対する気持ちに引導を渡してこようと思っている。
カムロ
