「大中」@桃山御陵前ガード下

鷄の旨味滿載のこつてりスープが人氣の「大中」にこの10月よりあつさり味の「新丸」といふラーメンが出た、との噂を聞きますた。某kyoto.so-name.info*1 では何と、「一口入れると魚の出汁の香りが口いっぱいに広がる」と書かれてゐるではないでしか!!

これはここ最近、嘗て豚骨を批評してきた以上に魚ダシに對して嚴格になつてゐる私に對する挑戰ではないのか?!・・・といふ譯で、早速試して來ますた。
期待に胸を躍らせつつ(大嘘)スープをひと口。


ヾ(´д`;;γ
「うつへえええへゑえゑゑゑへへへゑえ〜〜〜っっつつっっつつ!!!!!」


口イパーイに擴がつたのは、魚の香りではなく猛烈なグルタミン酸の絨毯爆撃!!!!!
確かに・・・確かに、これは「大中」の味だわ。鷄から出てるのか野菜から出てるのかわからんけど、此の胸がクソ惡くなる程の旨味成分は私だとか最近センサーの過敏な波平氏だとかにとつては拷問に等しいんでしが、好きな人にとつては應へられない快感になつてる・・・んでせうか・・・?
まあ胸が惡くなつたとはいふものの、後味の舌への殘り方からすると化調風味ではなく、きつちりとダシを取り過ぎた結果だと思ふんで、この味に熱烈なフアンがゐるといふこともわからないではないし、一概に全否定は出來ないんでしがモノにはヤパーリ限度といふもんがありまし。


旨味成分が余所より多いのは確かに認めましが、此の味を「美味ひ!!」と絶賛する味覺の人と味について眞面目に語り合へる日が來るとは到底思へません。
ん・・・?魚の香り・・・??・・・最後まで感ぢられませんですた・・・


月 旧一的評價; つ。