「無鉄砲」夲店@木津 中華そば 2005年02月08日實食
「塩ラーメン」に替はつて先月25日よりラインアツプされた「中華そば」を試して來た。
此の「中華そば」作製にあたり、一部に 「あなたの『中華そば』のイメーヂとは?」といふアンケート が行はれたが、店主の持つイメイヂと一般のイメイヂの間に大きな差が無いかどうかの確認の意味合ひであつたのであらうか。
ちなみに、私のイメイヂとは、
・鷄ガラ中心で豚骨もまあオツケー。
濁らせない澄んだスープに煮干し等の魚系の香りは不可欠。
・チヤーシウは箸で切れる樣なバラ肉はN.G.。
嚙み應へのある腿肉に味のしつかりと滲みた煮豚。
・メンマ、海苔は必須項目。あと私は食べないけれどもナルトも然り
ネギは白ネギに限る。青ネギはダメだしワケギなんてもつての他。
・麵はやつぱし黄色つぽい縮れ麵で中太位かな?
ストレートの細麵だと「支那そば」のイメーヂになつちやふ。
・・・といふモノであつた。
勿論、「中華そば」といふ言葉に確固たる「定義」が無い以上、どんなものをそう呼稱しやうが作り手の勝手なのではあるが、個人的にはとても「中華そば」とは呼べない樣なタイプの「ラーメン」を堂々と「中華そば」として賣つてる店が多いことに内心、忸怩たる氣分でゐたといふこともあり、今囘はいつもの味の評價のみではなく、店主がどこまで「中華そば」の丗界觀を作り上げる亊が出來てゐるかにも焦点を當ててゆきたいと思ふ。
さて、件の「中華そば」のトピツクスとしては、先づは鮪頭を使つたダシ、そしてあの「麺哲」の庄司氏が打つた麵、といふ二点が擧げられるであらう。「無鉄砲」赤迫氏と「麺哲」庄司氏といふ、關西ラーメン界を代表すると言つても過言ではない二人によるコラボレイシヨンは如何に?
(續・「無鉄砲」夲店@木津 中華そば 2005年02月08日實食 につづく)
※2012年07月04日追記
・麵の食感はカリユーム系鹹水で仕上げた「シカツ」としたものを。
ナトリユーム系鹹水や國産小麦では「中華そば」の食感にはなり得ない。