麺屋「しゃかりき」@千本丸太町 味噌らーめん 2006.02.26夜實食

同行者が「福三」希望であつたが、訪れてみるとスープ切れの爲しうりやう、といふことでこちらに。昨日夜から續けて三囘目。こんなことは初めてではなからうか。
季節限定の味噌を ちう悶 www


味噌らーめん750圓


西京味噌といふから甘つたるいのんを想像してゐたが全くさういふことはなく、まごうことなき「しやかりき」の味。逆に言ふと昨年の味噌と比較して、特に目新しさは感ぢられない。油が鷄油に變わつたさうで、ややもつたり感が和らいだ感ぢがする位だ。
まあでもそこいらの「味噌汁」ラーメンとは違ふ、ダシ優位の「しやかりき」ならではのテイストなのだから、ヘンにいぢられても困るのではあるが。

スープもさることながら、今囘の注目点はその麪。むつちりと艷めかしい食感で喉越しも良い。新開發のものかどうかは訊き忘れたが、もし「つけそば」用の麪の流用だとしたら意外なナイスマツチングである。ラーメンを食する際に麪を喰ふ快感を味わへることは少ないのだが、此のラーメンではそれを味はふことが出來る。余程の太麪嫌ひの人以外は一度、此の快樂を味はつて頂くことをオススメする。

夲日は小口切りにされた白葱が載せられてゐた。九条葱などよりは相性が良い筈なのであるが、今囘のものに限つてはやや水つぽく、スープの味をスポイルしてゐたのが殘念。昨シーズンの樣に、針葱に切つた方がベターであつたであらう。
あと、どうでも良いことではあるが、此の味噌は「冬季限定」ださうだがまう3月でつせ(^^;;;
・・・まあ何せ「夏季限定」の「ぶつかけ」が年末までメニウに載つてたお店だからなあ。それもまた個性のひとつか。


月 旧一的評價;★★★★