「ほそかわ」本店@西京極 ラーメン 2006.01.09實食

初囘訪問はまだデイヂキヤメを持つてなかつた頃だから、6年以上前のことになる。
その時の印象は、
「スープうつす〜〜!!」
「背脂少なすぎ!!」
「麵ヤワヤワつ!!」
・・・で、評價は であつた。その頃はまだ背脂をガンガン消化出來る胃膓を持つてゐたのでその樣な印象を持つたのかも知れないとは思ひつつも、ダシが 貧弱極まりない 、薄〜〜〜いスープを食べにわざわざ右京區まで出向く氣には全くならづ、ずつと「要再檢証店」としておあずけにしてゐたのだ。
今囘、ある程度の時間の餘裕があり、しかもさほど腹も空いてをらづ 別に昼食は何でもいいや 、といふ絶妙のタイミングが來た爲に久々の再訪と相成つた。
パコパコの前を素通りし、店に到着してみると ビクーリ!!\(゜◇°)/ 確か以前訪れた時は狹くてきちやないお店であつたのが、綺麗に改裝されてゐたのだ!!
休日の13時といふことで駐車場は一杯。空きを待つて駐車した後も店内で席が空くのをしばし待ち、それからラーメンが出て來る迄結局30分近くもかかつてしまつた。


ラーメン


そしてひと口。
「スープうつす〜〜!!」
「ほそかわ」の店主は「ますたに」で修行されたさうだが、 「ますたに」の出來の惡い時よりも更に薄い スープである。まあ元々あつさり系を狙つてゐるのかも知れなひが、 「あつさり」と「薄い」は元來、まつたく違ふものだ 。この日あんまり濃いスープはパスしたいと思つてた私ですら 「薄い」 と感ぢた位なのであるから、もつと健康な若者には とてつもなく物足りなく 感ぢらるることであらう。
細かい背脂はやはり少ないが、まあ脂の多寡はスープとのバランスもあつて一概に多い方が良い、といふ譯でもないので、まあこんなもんで仕方が無いであらう。
初訪時ヤワヤワだつた 麵はやはりヤワヤワ で、喉越しだけは異樣にいいものの特に美味いといふ譯ではない。客の注文を溜めてから、何人分かを一氣に茹でるやり方では麵の茹で具合に神經を使ふのを期待する方が バカ といふものであらう。
チヤーシウはウデ肉であらうか。 コスコスしてゐて旨味が全く無い のだが、最近流行りのただ脂つぽいだけのチヤーシウよりは胸が惡くならないだけまだマシだと思つておかう。


月 旧一的評價;


× 」をつける程ではないにしても、京都市内に數あまたある背脂醤油ラーメンの中からわざわざ「ほそかわ」を選擇して食べる積極的理由などは全くない。


ほそかわ