「五行」@柳馬場蛸薬師下ル 焦がし味噌ラーメン 2004.12.03實食

コンセプトはラーメン屋、ではなく、飮んだ後にラーメンで〆るお店、ださうな。
先刻承知の上で行つてゐても、最初の ちう悶 www 時にそれについて念を押されるのは不愉快。
で、このお店、テヱブルで食亊をすると、テヱブルチヤアヂが一人につき300圓つけられる。今囘は二人と一匹で4人席占拠して、滯在1時間半で6530圓。なかなかの客單價で、飮食料金に丁度一割増しのテーブルチヤアヂが見事に効いてますな。
ホント、河原成美氏の商賣は、目のつけどころがアザトいなあ・・・商賣上手いわ。


焦がし味噌麺900圓


さて、この「五行」の焦がし味噌麺であるが、先づはその漆黒のヴイジユアルに壓倒される。
見た目から「焦がし」で苦み、澀味を、「味噌」で味噌臭さを・・・と、かなり食べ辛い味を想像してゐたのだが、豫想は完全に裏切られた。
ひと言で表現すると、燒肉のカルビをしつかりと燒いて、タレをた〜〜〜つぷりとつけて食べてる樣な味。甘さと化調味の旨味、そして脂と焦げの混ざつたが渾然一體となつて、一囘食べたら忘れられないイムパクトを与へてくれる。
このジヤンキイな味は食べてゐるうちに胸が惡くなるのではないか?と思つてゐたが、そこは河原氏の味のまとめ方のあざとさで、あれよあれよといふ間に完食してしまつてゐた。

くそ。やられた。


月 旧一的評價;★★ +0.5。