【たべるな】「ガッツン」@四条千本西入ル こってり 2005.07.31實食【きけん】

夲年7月にオープンしてからすぐ、「凄い店が出來た」との評判が京都ラーヲタ界を席卷した。
それならば、と試しに訪問。店名が「ガツツン」なので當然の如く「こつてり」を ちう悶 www


こってりラーメン630圓


スープをひと口・・・の前に、丼を口に近づけただけで 饐ゑた臭ひ が漂ふ。果たして口に含んでみると、 何ともイヤな酸味 がある。
確かに評判通り濃厚かも知れないが、 酸化したスープを平氣で客に出す 無神經さ はどういふことだらうか?
ヒルストンズのペーヂ*1でも以前同樣の記載があり、夜にはかなりスープが劣化してゐたこともあつたさうだが、私が食べたのは午后の一時半頃だ。確かにその日は湿氣こそ多かつたが、朝から小雨が降つてをり午后の氣温は晴天時ほどの高温では無かつた筈である。開店わづか二時間でこの 傷んだスープ を食べさせられたのだから、その日の夜に來た客は到底喰へたもんぢやあなかつたであらう。
前日の30日(土)はスープがアタリの日であつたらしく、その日に食した人は皆諸手を擧げて褒め讃へてゐたし、某アレク師の日記*2では 「オープン当初はスープの劣化や酸味・臭みに悩まされたそうだが、最近ようやく安定してきたらしい」 とまで書かれてゐる。
こんな 酷いスープ で、よくぞまあ恥づかしげもなく 「安定してきた」 なんぞと言へたものだ。それより何より、店主は 自分でスープの味をみてみたのだらうか ?もし味見をしてこの劣化に氣附かぬ樣なれば、それはかなりの 味音痴 であるし、それに氣附きながら傷んだスープを客に供してゐたのなれば、 料理人として失格 である。勿論、味見をしていないのだとしたら、それは 言語道斷 だ。
私は嘗て、北攝の某店を初めて訪れた際に、 酸化した、酷い豚骨スープ を出されたことがある。その店は現在では有名店となり、かなり氣合の入つたラーメンを作つてゐるのだが、私は夲年6月、そこでこれまでにない最高傑作のスープを頂くまではそのトラウマが払拭出來づ、約三年近くもの間、 「またスープが傷んでゐるのではないだらうか?」 と店を訪れる度に怯えて來た。
「『無鉄砲』が目標」 との樣な亊が各サイトで書かれてゐるが、見倣つて戴かねばならないのはその 濃さではなく、精神性 の方だ。ただ濃厚なスープを作るのみではなく、その味を安定して、しかも安心して食べられる樣に供給しなくてはならない。
ラーメンに限らづ、食べ物は味の前に先づ安全であることが第一である。二度と 傷んだスープ なんぞを客に供さぬ樣、是非とも肝に銘じて頂きたい。


月 旧一的評價;××××× !!!!!【たべるな きけん】


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