「森六」@今立町粟田部 2005.02.11實食

文章を完成させてから「蕎麦遊楽」http://www.sobayuraku.comの方にうぷする豫定であつたが、最近、蕎麦で檢索かけて來らるる方が多ひのと社會派ネタではどうも反應が惡ひので緊急掲載することにした。
粟津温泉に行く道中、昼食に「越前おろしそば」なるものを試しに北陸道を武生で降りた。前日までは江戸時代よりの歴史を誇るといふ「うるしや」に行くつもりだつたのだが、ネツト情報を檢索すると、「森六」の方の評價が高ひ。10人の大所帶での移動だつたので、並ばなければならなひ樣なら別の店にシフトするつもりで店に向かふと昼時だといふのに何と駐車場はカラ。運良く座敷を占領出來たのでゆつくりと落ち着ひて試す亊が出來た。
おろしそば

ツユ甘め、されど氣持ち惡ひ甘つたるさではなく、辛味大根のおろしとよく合ふ。それもただ辛さのみが全面に出てゐるのはなく、甘味も含んだ適度な辛さ加減が絶妙。何でも季節により青首大根、練馬大根、ねずみ大根、信州地大根等をブレンドしてゐるさうだ。
蕎麦はやや太ひ目ではあるがゴワつかづ、むちむちとした食感。香りは立たなひが食感で食べさせるタイプ。
越前せいろ

ツユはコクがある、とは言えなひが、ダシがしつかりとしてをり結構良くこなれてゐる良ひ出來だ。
蕎麦はこちらは細打ちで喉越し良く、香りが立つて美味ひ。しかしやはり噛んだ方が美味ひのはこちらの蕎麦の特徴か。
「名物に美味ひものなし」の格言もあり、どうせ田舎臭ひ胃カメラ蕎麦だらうとたかをくくつてゐたら何の何の、なかなかいい蕎麦を食べさせて頂ひた。
月 旧一的評價;☆☆〜☆☆☆。(☆☆☆寄り、かな?)
P.S.
丁度我々が車を停めた後に續々と後續車があらわれ16席程度のお店はすぐ滿員に。いやー、ホントいい時間に着けたものだ。