パコらーめん創房「日本一」@西小路五条下ル パコパコ醤油らー麺 2004.04.06實食パコ

いつ潰れるかわからない、と脅されたので、ラヲタ共の集まりに參加して來ますた。

店主がしゆげうされた「ラーメン創房 玄」は、秋葉原時代の2000年5月6日にイつて「超こだわりラーメン」を試してみたんでしが、眞面目に作つてゐるんだけど能書きの割に大したことのないラーメソですた。同行の友人の「たしかに体には良ささうだけど、別に美味しひとは思はない」といふ言葉が全てを物語つてまし。

で、「日本一」でし。「パコパコしょうゆラーメソ」煮卵入りを試しますたが、その惡しき遺傳子をモロに受け繼いでますた。確かにスープは丁寧にダシが取られてをり、きつちりと出された旨味は今は亡き「丸軒( ゜Д゜)ウマー」を彷彿とさせますた。しかし、どういふ味を目指してゐるのかといふ目的意識が希薄で、味がボケてゐる譯ではないんでしが全体として掴み所の無い、やや中途半端な淫娼だつたのは腐氏と同意見でし。
此の、味の落としどころをわかつていない曖昧さは「味濃い目」にしたくらいでは多分解消出來ないでせう。

細麪はラーメソのキヤラには合つてましが、少々ヤワかつたんでまう少しシヤツキリとした出來ならよかつたと思ひまし。甲東園の「楓」とかと違つて時間には餘裕があると思はるる店なので、今一層の努力を期待しまし。

具はなかなか良かつたでしが、半熟煮卵に慣れてしまつた身では黄身がかたくなつた煮卵は次囘から ちう悶 www しないと思ひまし。

ズリセン教團アレフ氏がつけ麪を食してゐるのを見てますたが、麪同士がすぐくつつき合つてとても食べにくさうですた。此では麪をわしわし食するといふ、つけ麪の醍醐味が味わへません。つけダレもちうと半端な濃さで、次囘行つたとしても ちう悶 www しるのが躊躇はれまし。

ヱコー圖氏がちうもんされたチヤーハンを少し頂いてみますた。味付けこそ良かつたでしが水分含有量が多過ぎ、ベシヤベシヤで全然香ばしさといふモノがなく、とても中華料理屋からの轉身だとは思へない程の出來の惡さですた。海原雄山ならひと口食べて「だめだな、これは」と言ふと思ひまし。

京都ではあまり見かけない系統の味なんでそれなりには需要もあるかと思ひましが、醤油ラーメソとして間違ひなく合格点を与へらるるかといふと、さにあらづでし。
立地条件や店構えのセンスレスなところも足を引つ張つてるかも知れませんが、たとへ客が足を運んでも「絶對次に股奇胎!!」と思へる樣な味には到逹してゐなひんで潰れる前に是非ともしつかりと味を決めて頂きたいでしね。

月 旧一的評價;★★ つ。(期待料込みで ★★ +0.5迄ならあげられるけど現状で ★★★ 迄はイきません)